見逃したテレビを見る方法
NHKスペシャル

大杉漣さん遺作となったNHKスペシャル・メルトダウンFile.7「原発事故 迷走の2日間」の再放送・見どころは?

見逃した「NHKスペシャル」の再放送は?

NHKスペシャルは、NHK総合テレビでの再放送が放映されますので、まずは、それで視聴されることをオススメします。多いパターンとしては、翌週または翌々週など2週間以内の平日の深夜に再放送されることが多いので、番組表を調べるかNHKスペシャルのWebサイトでご確認下さい。反響が高い番組は、何度も再放送されています。でも、深夜の放送ということもあり、休日にゆっくりと見たいという方には、最近流行の「動画配信サービス」がオススメです。

「NHKスペシャル」の見逃し配信は、NHKオンデマンドで配信されています。

NHKオンデマンドは、NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット、高機能TV等に有料で配信する動画サービスのことです。NHKオンデマンドは、見逃してしまった番組やニュース番組、そしてもう一度見たい過去に放送した番組を、いつでも好きな時間に視聴することができるというメリットがあります。ただし、NHK番組しか見ることができません。

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なお、NHKの見逃した番組を見る方法は、コチラの記事をご参照ください。

>> NHKの見逃した番組を見る方法は?NHKオンデマンド以外にもオススメの方法があった!?

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NHKスペシャル「メルトダウンFile.7 そして冷却水は絞られた ~原発事故 迷走の2日間~」

放送 2018年3月17日(土)午後9時~

放送前の予告

世界最悪レベルとなった東京電力福島第一原子力発電所の事故から7年。事故がなぜ、どのように起きたのか、今もなお謎が残されています。独自の取材と専門家による科学的検証を重ね、事故の真相に迫り続けてきたシリーズ「メルトダウン」。今回は、人工知能AIも使って、現場で人々がどう行動し何が起きたのか、ヒューマンファクターに迫ります。

3つの原子炉がメルトダウンした後も放射性物質の放出は続いていました。そして、東北地方だけでなく、一部は東京や千葉など関東地方にも届いていたのです。なぜ放出は止まらなかったのか。一連の事故対応を記録したテレビ会議の発言や国や東京電力の間でやりとりされた数万枚のFAXなど、膨大な記録を読み解いていくと、新たな事実が浮かび上がってきました。

想定外の事態が次々と発生したときに、人間は何に直面するのか、当時の現場をドラマで再現します。福島第一原発で進行した危機の実態を解明し、今に突きつけられた課題を探ります。

なお、このドラマに吉田昌郎所長役で出演していた大杉漣さんが、2018年2月21日に急性心不全で亡くなりました。その直前の19日までこの収録に臨んでいたそうです。ご冥福をお祈りします。

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放送後の解説

冷却水はなぜ絞られたのか?

東日本大震災の影響で福島第一原子力発電所、第三原子力発電所の爆発事故が相次いで起きました。原子炉はメルトダウンの後も熱を発していたため冷却水によって温度を下げ続けていました。震災から6日後の3月17日の朝、サプチャンの圧力が急上昇するという異変が起きました。冷却水がサプチャンに溜まり容器が圧力に耐えきれなくなるのではないかという恐れから、東京電力の安全対策室の判断で冷却水の注水量を減らすことになったのです。

この場面では、原子炉を冷却するために冷却が必要である一方、冷却水がサプチャンに溜まっているという想定から格納容器を守るためには冷却水の注水量を2300㎥以下に抑える必要があるという両立しない二つの対策が事故対応マニュアルの中に存在していたのです。そして、冷却するよりも格納容器を守ることを優先したわけです。

この結果、原子炉の温度は200度から400度近くまで上昇してしまうことになりました。そして、放射性物質が漏れ、北は宮城県・岩手県まで、南は千葉県・東京都までセシウムが拡散した原因となったのです。東京電力は、17日の注水量の減少とセシウム放出量との因果関係を証明するのは困難であるという見解を発表していますが・・・。

危機的な状況をなぜ2日間も見過ごされたのか?

柏崎の横村所長は、注水量を減らすことに反対していました。理由は「格納容器内の水は蒸発してサプチャンに水が溜まる状態にはないと考えられるため、冷却水を絞る必要はない」というものでした。しかし、現場の吉田所長はこの議論に加わることができませんでした。何故なら、燃料プールの冷却対応、そのための作業員の安全や多くの関係者との調整対応に追われていたからです。一人の所長に調整業務が集中したことにより、重大な判断に加われなかったということは、明らかに組織の構造的問題と言わざるを得ません。

また、燃料プールの冷却作業が優先されたために、原子炉の電源復旧作業が後回しとなったことも見過ごすことはできません。電源が復旧した時に、温度計が320度を超えており、17日に冷却水を絞ってから2日経過して初めて異常事態を認識することになったのです。

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シリーズ「メルトダウン」File.01~06

メルトダウンFile.01 福島第一原発 あのとき何が 2011年12月18日放送

レベル7、世界最悪規模の放射能汚染を引き起こした東京電力・福島第一原発事故。発災から8ヶ月経つが事故の全容解明は未だ道半ばだ。NHKでは福島第一原発であの時いったい何が起きていたのか、独自の取材をもとに徹底解明する。

まず、原発の命綱ともいえる電源を奪った津波はどのように発電所を襲ったのか。専門家による新知見を踏まえてCGで再現、思わぬ経路から海水が進入した事実を明らかにする。続いて、核燃料のメルトダウンはどのように進んだのか。原子炉の水位や圧力、放射線量の記録など膨大なデータを改めて検証。最新の解析ソフトでシミュレーションを実施し、全電源喪失から、燃料のメルトダウン、水素爆発にいたるまでの詳細なメカニズムを明らかにする。さらに、メルトダウンが進む原発で発電所員らはどう事故に向き合ったのか。事故想定をはるかに超える長時間の全電源喪失。通信装置が壊れ連絡が取れない建屋内部。照明が消えた制御室に迫る放射性物質。取材を通して、壮絶な現場の状況も明らかになってきた。

事故直後から独自取材で集めた証言をもとに中央制御室を再現。最新のデータ分析と証言を重ねて「あの日」の“真実”に迫り、人類はこの巨大な原子力エネルギーにどう向き合うべきなのか、根源的な問いを投げかける。

メルトダウンFile.02 連鎖の真相 2012年7月21日放送

あの日「メルトダウン」していく事故の現場でいったい何が起きていたのか? 福島第一原子力発電所の事故は、発生から1年4ヶ月がたった今なお多くの謎を残したままだ。 番組では今回、1号機が爆発した3月12日から2号機がメルトダウンをおこした3月15日までの3日間を徹底検証する。実は、この期間にほとんどの放射性物質が外部へ放出されていた。 しかもそのほとんどは「水素爆発」によるものではなく、これまで国や電力会社が想定もしていなかったあるルートからだった可能性が浮かび上がってきた。史上最悪レベルの事故を防ぐことは出来なかったのか? 現場の作業を阻んだ放射線。そして外部からの支援も途絶え孤立していった原発の実態。 独自のデータと最新のシミュレーション、そして現場の当事者たちの証言から事故の真相に迫る。

メルトダウンFile.03 あの日から2年 原子炉”冷却”の死角 2013年3月10日放送

「人類は原発を制御できるのか」「安全対策は本当に十分なのか」。再稼働をめぐって社会的な議論が続く原発。発端となった東京電力福島第一原子力発電所の事故が、なぜどのように起きたのか。事故から2年たったにも関わらず、いまなお謎と課題は残されたままだ。「メルトダウン」シリーズでは、最初に水素爆発を起こした1号機の検証をおととし12月に、その後メルトダウンに至った2号機・3号機の検証を去年7月に放送、大きな反響を得た。その後の取材で浮かび上がってきたのは、“複数号機”が同時多発的にメルトダウンを起こすという世界で初めての事態が、事故の対処をより困難にした、という事実だった。型が全く異なる冷却装置を使ってメルトダウンへの対応を行った1号機と2号機。現場では2号機への危機感が強かったにもかかわらず、実際の事故の進展は1号機の方がより危機的だった。また3号機と4号機では、稼働中だった3号機の原子炉の冷却に力を注いでいる間に、運転が止まっていた4号機燃料プールの1535本の使用済み核燃料棒がメルトダウンの危機にさらされるという事態に陥った。

番組では、さらに国内外の専門家チームとともに、原子炉を模した海外の巨大な施設での実証実験やコンピューター解析(コンピューター・シミュレーション)を実施。そこからは原発の安全性の根幹に関わる驚くべき事実が浮かび上がってきた。事故は本当に防げなかったのか。全国で原発再稼働の動きが進む中、事故の教訓はどこまで生かされているのか。証言に基づく再現映像やデータに基づくCGを駆使して検証する。

メルトダウンFile.04 放射能”大量放出”の真相 2014年3月16日放送

「メルトダウンFile.2連鎖の真相(2012年7月放送)」で文化庁芸術祭大賞、「メルトダウンFile.3原子炉“冷却”の死角(2013年3月)」で放送文化基金本賞を受賞したシリーズの第4弾。今回は、“最大の謎”大量放出の原因に迫る。

福島第一原発の事故でまき散らされた放射性物質は、チェルノブイリに次ぐ量に上り、それが原因で未だに13万人近くが避難を余儀なくされている。しかし、事故から3年たった今も、大量の放射性物質が、なぜ、どのようにして放出されたのか、明らかになっていない。関係者への膨大な取材と、専門家による独自の分析で浮かび上がってきたのは、思いもよらない放射性物質の漏えいルート。日本の原発が誇ってきた「多重防護」の弱点だ。さらに、事故後も、大量放出を防ぐための“最終手段”と位置づけられている「ベント」の思わぬ落とし穴も明らかになってきた。

専門家は「これは福島第一原発だけでなく、他の同型の原発も抱える弱点ではないか」と指摘する。核燃料がメルトダウンした後、なぜ、どのようにして放射性物質の“封じ込め”に失敗したのか。科学的な検証とシミュレーション、関係者の証言からその真相に迫る。

メルトダウンFile.05 知られざる大量放出 2014年12月21日放送

史上最悪レベルとなった東京電力福島第一原子力発電所の事故から3年半。私たちは果たしてこの事故を検証し尽くしたのだろうか?事故直後から、独自の取材と専門家による科学的検証を重ね、事故の真相に迫り続けてきたシリーズ「メルトダウン」。今回は、いよいよ“レベル7”とされた深刻な「放射能大量放出」の全貌に迫る。

これまで「吉田調書」で知られる政府などの公的な事故調査は、1号機から3号機、3つの原子炉が次々にメルトダウンした3月15日午前中までを重点的に分析してきた。しかし公的調査では、「放射能大量放出」の全体像の一部しか明らかにならなかった。NHKが独自につかんだ新たなデータが示したのは、これまで検証されてこなかった放射能大量放出の事実。その放出によって、大熊町・双葉町の住民の帰還を阻む高濃度の汚染や、3月末の首都圏での飲料水の汚染など深刻な事態が引き起こされていたのだ・・・。いったい現場では何が起きていたのか?番組では、この「知られざる大量放出」を徹底検証。これまで分かった事実と併せて、事故の全貌を浮かび上がらせ、今に突き付けられた課題を探っていく。

メルトダウンFile.06 原子炉冷却 12日間の深層 ~見過ごされた“危機”~ 2017年3月12日放送

世界最悪レベルとなった東京電力福島第一原子力発電所の事故から6年。事故がなぜ、どのように起きたのか、今もなお謎が残されている。独自の取材と専門家による科学的検証を重ね、事故の真相に迫り続けてきたシリーズ「メルトダウン」。今回は、最も早くメルトダウンし、その後の事故の進展を決定づけた1号機をめぐり、現場で何が起きていたのかに迫る。

原子炉の冷却に失敗した1号機、その背景には何があったのか、新たな事実が浮かび上がってきている。さらに、一連の事故対応を記録した東京電力のテレビ会議の膨大な発話を詳細に分析することで、複数のプラントで同時多発的に事故が起きた時に、人間が適切に対処できるのか、検証する。福島第一原発で進行した危機の実態を解明し、今に突きつけられた課題を探る。

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